アポカリプス・デイ1積み理論(妄言)
このゲームには数多くのS・トリガーが存在する。
相手クリーチャーを破壊、マナ送りなどで攻撃数を減らすもの。
タップで攻撃不可能にするものや、単純にブロッカーで攻撃を防ぐものも。
ならば最も強いS・トリガーは何か?と聞かれた時、あなたならどう答えるだろうか。
勿論、環境でよく使われるデッキによってその傾向は変わるが、そういう事では無い。
恐らく多くの人は《ホーリー・スパーク》や《オリジナル・サイン》、《ジャック・アルカディアス》等を挙げるのではないだろうか。
ここで肝心になってくるのは、相手クリーチャーを止められる数である。ジャックは破壊とブロッカーで2体、オリジナルサインは出てくるクリーチャーによるが、アマテラスやコルテオが出てきた場合は相当な数の相手を止められる。スパークに至っては、何か特別な効果がない限りそのターンの攻撃を全て無効にする。
しかし、よく考えてみて欲しい。
確かに上で挙げたものは非常に強力なカード達であり、使用頻度も相当なものだ。
だが結局はその場しのぎにしかなっていない。
例えばホーリースパークの場合なんかが顕著で、発動して相手を止めたはいいものの次の自分のターンでカウンターを決められないようでは何もできずに相手にターンを渡すしかない。
どうしたものだろうか。最強のS・トリガーのはずが、ただ1ターン遅延するだけの呪文に成り下がってしまったでは無いか!
そんな中、オール・ディビジョンのみ許された正真正銘一発逆転が可能なS・トリガー。
それこそが、このアポカリプス・デイなのである。
6体未満ではただの無意味なカードになってしまうという欠点はあれどそれを補って余りあるカードパワーを持ち、あらゆる除去札の頂点に君臨するこのカードこそ、“最強”に相応しい。
何よりこのカードが強い最もな理由は、相手に警戒されない事である。
ホーリースパークはあまりにも搭載される機会が多く、その分相手に(スパーク怖いな…)と警戒されがち。
しかしアポカリプス・デイはどうだろうか。
NDにいた数シーズン前ならともかく、今は既にAD落ち。投入しているデッキも少なくなってきており、もはや完全に相手の不意をつくことが出来る。
カードゲームにおいて相手の不意をつくというのはもう最高の愉悦であり、不意をつかれた相手がその後長考するのをニヤニヤしながら眺めるのがあまりにも気持ち良すぎるのだ…
更に言えば、アポカリプス・デイは運を見切ってくれる。
某クレイジーの取り巻きが提唱している「土台理論」という理論に基づくと、アポカリプス・デイはまさに最強なのだ。
デッキにアポカリプス・デイが入っている、という事は、つまり逆転の可能性がそのデッキに残されているという事。
『逆転の可能性がある』という前提、土台がそこで出来上がった時点で、もう実質勝ちと言っても過言ではない。
確率は収束し、無限回試合をすれば確実にどこかしらでアポカリプス・デイが盾に埋まっているのだ。
その土台があれば、これはもう全ての試合に勝った事になる、という訳である。
揺るぎがない土台理論によってもアポカリプス・デイの強さが証明された。
アポカリプス・デイは最強のトリガーであり、デュエプレを楽しいものにし、日々に彩りを与え、この世の全てを超越する。そんなカードである。