15弾環境振り返りありこれ
遂に終局を迎える勝舞編最後の環境。
明らかにイカれた能力を持つカードが多数収録され、環境は混沌を極める…と思っていたのだが、意外にも良環境のように思えた。
15弾重要カード
・ガードホール
・各種サイキッククリーチャー
・エルドラード
・MRC
・バルカディアス
・グレイトフルライフ
・ダイヤモンドカスケード
・オールイエス
ここまで超強力なカードが増えたにも関わらず一強と呼べるデッキが存在しない。(少なくともNDでは)
余程開発陣が努力したのか、はたまた奇跡的なバランスで偶然成り立っているのか…
NDよく見たデッキtear
S ネクラ超次元コン
A MRC ラッカ超次元ビート キリコ
B グレイトフルライフ Bロマ スノーフェアリー 天門 ライゾウ
C 色々ありすぎ〜!!
こうして見るとサムライやNEXのような種族デッキと違いプレイヤーの好みに合わせてカスタマイズできる特定のカードに依存しないようなデッキが非常に多いように感じた。
一時期のNEXゴリ押しは相当ひどいものだったという噂は聞いているが、ユーザーアンケート等の結果が余程悪かったのだろうか…
・ネクラ超次元コン
15弾を象徴する環境の核。
そのうちこれより強い色見つかるんじゃね〜?と思っていたが最後まで王座に君臨していたのはこのデッキだった。
豊富な妨害、防御札であらゆる対面に粘り強く戦うことができる。
まずこのデッキに欠かせないのがアヴァラルド公の存在だろう。
3コストで3ドロー、更にクリーチャーが残るアクアハルカスも真っ青な単体性能に加え、リーフストームトラップによるアヴァラルド公をマナ加速として利用しながらの除去。
必要とあらば未来設計図で安定して3ターン目にアヴァラルド公を出せる構築にも出来る。
ピクシーコクーンでいつでもマナに埋めたアヴァラルド公やバルカディアスを手札に加えられるのも良いところだろう。
そのバルカディアスのほか、ディアボロス、ラストストーム等々フィニッシュ手段も多数。
サイキックに関しては新規SRが大量に投入されているが、その中でも不滅ギャラクシーの強さは語っておかなければならないかと思う。
まず単純にあらゆる除去から1回耐えるという効果のありがたさ。
相手が除去札をギャラクシーに撃ってくることはまずなくなり、その場持ちのよさのおかげでバルカディアスの進化元筆頭という活躍。
更に言えばディアボロスZの覚醒で盤面を減らさずに1枚分消費できたり、単純にトリガーの除去をケアしてダイレクトアタックを決めることが出来たりする。
まさに万能の極致にいるサイキック。現時点で最強のサイキックと言っても過言では無い程である。
また、環境にMRCが多いため気軽にお清めトラップを入れることが出来る黒白緑というカラーリングがここにきて活きてきているように思う。
余談ではあるが、ネクラ超次元VSネクラ超次元というマッチになった場合先にバルカディアスを出されると詰みになるという小ネタが存在する。
デッキのあらゆる動きを呪文に頼っているこのデッキで呪文禁止となってしまったら、それはもうリタイア以外にする事がない。
・MRC
今環境のライゾウ枠。
ただこのデッキもお清めトラップという明確なメタがあり、フィニッシュ手段も多岐にわたる事からあまりヘイトは買っていないように思える。
バルガライゾウのあのヘイトはハンデス以外に妨害・対策する方法がほぼ存在しないというのが大きく、墓地メタでうまく対策できるようになっているのは調整班がとてもいい仕事をしたように見受けられる。
まずは最近よく見るようになった超次元ホールとキリモミスラッシュを撃って一気にダイレクトを目指してくる形。
この形は墓地に超次元ホールが2~3枚あれば成立するという手軽さが魅力か。
出したサイキックによっては更に追加効果も狙える。
このタイミングで出てくるディアスZ程厄介なディアスZを自分は知らない。
少し前まではエターナルサインでギガボルバを蘇生してスパークコルテオの類を完全にケアして殴ってくるタイプもあったが、墓地の要求値が高いのか少なくなったように思う。
ジャックスパークコルテオ使用不可というガントラ使いにとって相当厳しいものがあったのでこれはありがたい。
・ラッカ超次元ビート
15弾からオボロカゲロウを没収されたり色々あったが、手札整理札を完全に切って爆発力を重視したタイプが流行っている様子。
何よりバルザークの就職先が見つかったというのが驚き。
オーフレイム効果と合わせて3点になる…が、本当に強いのかな…という疑念がぬぐい切れない。
若干カード1枚1枚の出来ることが少ないかな…と思うことはある。
しかしそれでもヤヌスオーフレイムと動けた時は相当な対応を強いることが出来るだろう。
平均トリガー枚数は16枚前後で、このデッキも相当受けが堅い。
生半可なアタックは返り討ちに会う可能性大なので慎重に攻撃したい。
こういうデッキを使っているプレイヤーは自分の盾にトリガー数枚が埋まっている事を前提に考えていることが多いので、運悪くトリガーが出なかったりするとストレスが溜まりがち。
・キリコ
毎度の如くかなりの使用率を誇るライゾウ系デッキ。
MRCの登場によって使い手が2分されているイメージだが、キリコにはキリコの強みがある。
エナジースパイラルやオリジナルブレインによる手札回復手段があるのもそうだが、やはりサファイアの存在が大きい。
MRCの場合ギガボルバでもなければスパーク1枚で返されてしまうというかなり痛い弱点があり、サファイアはそれを完全に無視することができる。
アンチが多いこの系統のデッキだが、全盛期に比べれば数も減り周りのカードパワーも上がっているので大目に見てやってほしいといったところ。
・グレイトフルライフ
豊富な受け、リソース、打点、様々な要素をかなり高水準でかき集めて綺麗にまとめ上げたようなデッキ。
グレイトフルライフがこんなにも株を挙げるとは予想だにしなかった。
緑青白という色が一般的だがネクラやリース、4cタイプも一定数いる。
緑青白が強い理由としてはやはりデストラーデの存在があるだろうか。
このカードがあるだけでデッキに防御力が底上げされる。
その上このデッキはもともとトリガーも多く、デストラーデとのダブルパンチでかなりのビートが苦戦を強いられるだろう。
また初見殺しとしてサイバーJイレブンが入っている場合もある。
このデッキを相手取った時はなるべく盤面を並べ過ぎないようにしたい。
どんなに打点を並べてもコルテオからカウンターされる可能性がある…
・Bロマ
地味に今の環境トップはこいつなんじゃないかと勘繰っているデッキ。
流行っているデッキに軒並み有利を取ることが出来、うまく回れば5ターンで決着出来る事もある。
コントロールのようにじっくり立ち回る事もでき、何よりデスドラの破壊力。
相手の思惑を全て破壊する全体除去を見ると、流石にやりすぎなんじゃねえか?と思うこともある。
今のBロマの強さの大半を占めているのはデスドラと言って差し支えないだろう。
地味に新規で参加クリーチャーを獲得して力をつけ続けているこのデッキ、あんたも触ってみないか。
ツヴァイに続いてADに新しい風を吹かせようという試みが透けて見えるが、あまりにもやりすぎてNDでも環境の一角を占拠する性能に…
ダイヤモンドクラックとカスケードの二代巨頭で無限に増え続けるマナと打点。
かなり早いキルターンを誇り、速さならラッカ超次元と張り合える程である。
このデッキも緑単や緑白、緑青とタイプが多いのが特徴。
メジャーなのはコルテオが採用できる緑白か。
NDで環境に食い込んでくる性能のカード達がADで暴れないはずもなく、15弾のADはNDと真逆のかなり狭い環境だったという。
・天門
NDにヘブンズゲートは存在しないが、ADで流行していた影響か白騎士ゲートやポジトロンサインで無理矢理エルドラードを着地させてなんやかんやするデッキが一定数存在していたように思う。
どちらかと言えば、ネクラの影に隠れていたドロマー超次元が徐々に変化していった姿とも思える。
このデッキの特徴はやはりなんといっても他の追随を許さない防御性能だろう。
実はこの環境、前期に多かったデストラーデのような防御に偏ったデッキが少ないのだ。
今環境のコントロールデッキと言えばネクラ超次元が筆頭だが、意外にもネクラのトリガーはナチュラルトラップやデーモンハンド等の単発除去に頼ったものが多く、思い切ってドカドカ殴ってしまえばバルカディアスが着地しない限りカウンターが難しいという側面がある。
その点この天門デッキはどうか。
トリガーから白騎士ゲートが捲れればミルザムやエルドラード等のビートにとっては出ただけでリタイアしたくなる衝動に駆られるクリーチャーの数々。
唯一の突破口とも言えるミルザムに対する除去も、バルカディアスを上に乗せられるだけでおじゃん。
極端にデッキ作成に必要なポイントが高いという致命的な弱点こそあるが、このデッキは今季NDによくマッチしており上手く使えれば相当勝ち進むことが出来ただろう。
・ライゾウ
便器にへばりついたクソの如くしぶとく一定数の使用者を囲い込み続けているガチャデッキの宣教師。
この先どんどん強力なドラゴンが追加されていく中このカードを野放しにしておくのはあまりにも危険すぎるのではないか、と思うところがある。
今弾ではSRが呪文主体だったりMRCがいたりで思ったような強化を受けることができなかったライゾウだが、それを補って余りあるほどの爆発力でネクラ超次元を駆逐していった。
ライゾウにとっては大半のネクラ超次元が搭載しているジェニーダーツが向かい風で、ザークピッチを掻い潜りピンポイントでサファイアやライゾウを落とされる。
環境上位に存在するラッカ超次元の安定性と速さも厳しく、相当アカギがトリガーしたりしないと苦戦を強いられることは間違いない。
今のライゾウは『相手が上手く初動を回さなかった場合ほぼ勝ちになる時限爆弾デッキ』といった立ち位置。
しかしこのライゾウというデッキ、ぶん回り同士でぶつかった場合最強に君臨するデッキであり最速5ターンで出てくる数体のドラゴンは如何なるデッキでも対処することは難しい。
今後も環境のスパイスとして暗躍し続ける事だろう。
まとめ
最強と最強がぶつかり合う最大トーナメントのような波乱の環境だったが、ここまで完璧な調整が見られるとは思いもしなかった。
勝舞編最終章として相応しい良環境だっただろう。
ND総括と新型Bロマ
恐らく過去最高クラスの好成績を叩き出したBロマノフ(15弾ver)
まず今のNDだが、割合はこんなところか
35%ネクラコントロール
15%ラッカ超次元ビート
10%赤白速攻
10%MRC
10%ドロマーコントロール
10%ライゾウ
その他有象無象
とにかくネクラコンが多かった。
1週間前あたりは60%くらいネクラコンだったような気がするが、それに対抗するかのように有利デッキとしてマッドネス搭載のラッカ超次元が台頭。
いい感じに環境が循環しているだろう。
ただそれでも多いのは変わらない。
メタの中心はネクラコンであり、ネクラコンを制するものが試合を制すかのようなランクマッチである。
そんな状況で導き出したデッキが、上記レシピのBロマノフ。
5連勝→1敗→8連勝くらいの奇跡のような勝率で一気にマスターまで駆け上ることのできたこのデッキを浅く解説しようと思う。あまり試行回数が足りないもので…
まずこのBロマだが、メインプランが最速Bロマではなくなった。
環境がコントロール一色に染まった為、以前のライゾウに怯えるような速さは必要ないのだ。
平均決着ターン数が14弾は5~7ターンだったのに対し、今環境から平気で10ターン以上粘り強く戦うデッキが増えた。
ということはつまり最速Bロマを狙わずとも十分勝つことが出来る環境。
そしてサイキックが極端に多い環境、ということを念頭に次の解説を見てもらいたい。
・デッキ解説
デスマーチ×4
毎度の如くとんでもない活躍をするデスマーチ。
今回のデッキだと墓地進化、マナ進化のような進化元をバトルゾーン以外から供給できる進化クリーチャーのほか、通常進化のクリーチャーも多い。
その為1コストの進化元としてもかなりの活躍をしてくれた。
今の環境であれば超次元ビートのヤヌスを上から殴れたり、速攻のカゲキリをブロックできたりと色々優秀な点が多い。
ジェニーダーツ低コスト狙いのデコイとしても使える。
また、スカルムーンと組むと思わぬシナジーが発生する場合がある。
進化設計図×4
従来レシピよりますます進化の数が増え、このカードの期待値はどんどん跳ね上がっていく。
メインの妨害がジェニーダーツによるハンデスを主とするネクラコンにとって、このカードで手札を無限に増やされるのは相当厳しいものがあるだろう。
そのうちナーフされるのではないかとビビっている1枚。
ただでさえBロマに対する風当たりが強い運営なので、本当にありえるかも。
ダークライフ×4
最強の初動…なのだが、どうもこの構築ではめくる二枚が両方とも呪文のことが多いように感じる。
後述のリーフストームトラップ等を採用した影響でクリーチャー枚数が少なくなっており、Bロマやデスマーチを出したいときにスカるとプランが大幅に崩れる為厄介極まりない。
ただそれでも、きっちり仕事をした時の働きは凄まじいものがある。
腐ってもマナ加速であり、ギガヴォルに繋げられるというだけでも及第点はあるのかもしれない。
ボーン踊りチャージャー×4
非常に優秀なカードだが、クリーチャー比率を増やしたい今の現状だと1枚くらい他のカードに変えてもいいかもしれない。
後半に引くとグレイトフルデッド着地後でなければほぼノイズになるというのが辛いところである。
デスサークル×2
もしボーン踊りを一枠削るならこのカードになるかも…という具合。
まずトリガーのクリーチャー。それだけでも十分だが、なんと除去可能。
しかも墓地肥しを同時にこなし、すぐにデスマーチを召喚可能にしてくれる手際の良さ。
この相手が選ぶというのもいい具合に環境にマッチしており、アンタッチャブルやディアボロスなどの選択拒否に対しても除去が通ってしまう。
思った以上に強力だな、と感じたカードだった。
リーフストームトラップ×3
従来のトリガー枠を犠牲にして獲得した軽量除去。
呪文である。呪文ではあるが、それを補って余りある除去性能を誇る。
今、正に大超次元時代。
とにかくどこでもいいから軽いコストで相手を除去したいのだ。どうしても。
そんな需要を極限まで満たしてくれるのがこのカード。
まずトリガーなのは、元のトリガー枠を削っているためありがたい効果。
そして相手の破壊された時の効果が利用されないマナ送りな点。
自分のクリーチャーを置くときにデスマーチを選ぶと2ブーストが出来る点。
どれをとっても超一流で、ネクラ対面はお守りに1~2枚抱えておくと幸運が訪れる。
4マナのため後半にギャラクシーを除去する時2連打しやすいのもいい所。
地味にジョン採用デッキに当たった時もジョンを除去してくれる。
新調した中で2番目に強かったカード。1番はお察しである。
ギガヴォル×4
説明不要のクリーチャー確定墓地肥し、マナ加速。
今回のデッキだと盤面にいる時も普通に進化元として扱う機会が増えた。
ネクラがひたすらお清めを連打してくれるので、アウトをあまり気にせずに乱発できるのも良い。
後述の2枚がいるので、ギガヴォルで墓地に落とすカードは極力Bロマデスドラなどの強力な進化クリーチャーにしておくと後半に文字通り最強になる。
ダチュラ×4
これも従来と何ら変わらない安心安全の確定枠。
グレイトフルデッドが出た後は除去札として使えないのが若干ムッとするが、それでも除去というだけで十分。
とにかく除去札の価値が爆上がりしているような気がする。
覚醒前ディアボロスは選べない。忘れていると痛い目を見る。(一敗)
Bロマ×3
元々生成が嫌で仕方なく3枚運用していた節があるが、今の環境だとむしろ3枚がちょうどいいような気もする。
Bロマが『絶対出したいカード』から『出せたら強いよね的なカード』に役割が変わり、Bロマでビートするというよりは進化獣と豊富な除去で粘り強くコントロール気味に動くのがトレンドか。
ただそれでも強いものは強い。
まずデスドラが苦しめられる不滅ギャラクシーをちょうど上から取れるパワーラインという点。
デスドラが殴り返された、と思ったら次のターンこいつを出して手札盤面全処理なんてことがざらにある。
邪眼の力こそ絶対なのだ。
デスドラ×4
ギャラクシーという致命的弱点を抱えながらもまだまだ現役、最強の全体除去。
このギャラクシーとかいう奴パワー0でも覚醒するの意味がわからない。潔くお亡くなりになってくれというのが正直な感想。
しかしながら速攻対面で立てば勝ち確なのは変わらずだし、かなりのピンチ状況もこれ一枚で割とどうにかしてくれるウルトラパワーカードである。
またマナのカードをメテオバーンで墓地に置けるのも強力で、序盤渋々マナに埋めた進化クリーチャーをグレイトフルデッドで回収できるように墓地に送ってくれる。
手札→マナ→墓地→手札
一種のサイクルが確立されていると言えるだろう。
スカルムーン×2
色々強い要素はあるが、なんといってもやはり下の5コスの部分だろう。
この一枚だけでいろんな仕事がこなせて、バルカディアスが流行っている今だとバルカディアスを道連れに場を空に出来ること請け合い。
とりあえず有利状況の時に立てておくだけで安寧が保証される。
先ほどのデスマーチとのシナジーだが、これは主にゲンジXXに対して有効なもの。
ゲンジのブロッカー破壊は強制効果なので、場にデスマーチがいると破壊したくなくても破壊しなければならないのだ。
仮にスカルムーンが隣にいても、である。
SAでデスマーチ貫通来たー!と思っている相手は、それに気づかず攻撃してくる事が多い。
ゲンジが逆に破壊され、スカルムーンのテキストを確認するまでがテンプレ。
このデッキが最強に近づけた所以となるカード。
コントロール対面で圧倒的な制圧力を誇り、相手がチマチマ撃ってきたジェニーダーツを無に帰すことができる。
サイキック召喚能力が破壊された時、ではなく離れた時である為ガードホールやナチュラルトラップの除去も有効。
覚醒後ギャラクシーで殴り返すとガンヴィートが出てきてギャラクシーが破壊される。
Sトリガーでとりあえず延命しようとグレイトフルデッドを選ぶと、出てくるのは選択不可ブロック不可の覚醒アンタッチャブル。
何をとっても最強である。
相手がコントロールなら、こいつを出して脳死で殴っているだけで勝てる。
そう言い切れるほどこのカードは圧倒的で、唯一無二、天下無双。
コントロール対面以外でもリソース回復手段として一定の活躍はしてくれるはずだ。
各種サイキック
重要なものだけ解説する。
主に覚醒後を使用する。
グレイトフルデッドで複数回殴っているなら、相手の盾が少なくなっている事は猿でも分かるだろう。
そんな状況でブロック不可、除去ほぼ不可のハイパーアタッカーが出てくると相手視点本当にどうしようもなくなるのだ。
除去手段が全体除去くらいしかなく、バルカディアスを出せたとしても残るのはバルカディアス一体のみで進化やクリーチャー除去の多いこのデッキからしてみると痛くも痒くもない。
何をしても止められず、次のターン生き残ったアンタッチャブルと召喚したデスドラで除去しつつ最後のシールドをブレイク。
ここでハンドなんかがめくれたとしても全く意味が無い。アンタッチャブルだから。
恐らく何も考慮することが無ければ脳死でこれを出して良い。
主にビート対面ピンチの時に使用する。
これがいるだけで除去されなければ2面ストップできる時点で採用確定である。
ガンヴィート
殴ってきたバルカディアスやギャラクシーをそのまま破壊できる強力なカード。
あまりにもコントロール相手に嚙み合っている為入れない理由が無い。
それ以外は割と好みの問題だと思われる。しいて言うならギャラクシーは入れた方がいいのかな…(持ってないので不明)
最後に各対面の戦い方を軽く書いて終わろうと思う。
ネクラコン
デスサークルやリーフストームを1〜2枚手札に抱えておき、いざという時に打てるようにする。
とにかくマナを貯める事を優先しよう。
MRCが一定数いる影響かお清めで山札を回復させてくれる。
ネクラ相手にはBロマはそれこそ出せたらいいな〜くらいの気持ちで臨むといいだろう。
マナが溜まったら相手の動きをよく見つつデスドラやスカルムーン、グレイトフルデッドを並べて殴りながら盤面を固めていこう。
スカルムーンはこの対面バルカディアスを無効にしてくれる為かなり強い。
グレイトフルデッドは言わずもがな。
Bロマは相手がお清めを撃つ余裕がなくなる程追い詰められた時にフィニッシャーとして出す運用法が多かった。
ラッカ超次元
多分一番負ける確率が高いデッキ。
ビートデッキなので速度が重視されるが、最速Bロマを狙おうにもエクストラホールで墓地を戻されながらヤヌスを着地させてくる。
マナを貯め、デスマーチでヤヌスを殴り返し、デスドラ着地まで粘り強く行こう。
デスドラが着地してもまだ油断ならない。
コルテオで止められて返しにゲンジ等も考えられるため、被害を軽く抑えるために一気にシールドを割ることはせず2枚ずつくらいのペースで殴っていきたい。
速攻
とにかくデスマーチを出すことに命を捧げる。
この対面はBロマやグレイトフルデッドがほとんど役に立たないのでデスドラ以外の進化はマナに置いて大丈夫。
ダークライフかボーン踊りを打ち、手札にデスマーチが無ければ進化設計図で探しに行こう。
デスマーチで耐久し、マナが貯まればデスドラ。この時点でほとんど勝ち確定なのでプレミしないように慎重にいこう。
MRC
10%、とは書いたもののそこまで当たらなかった…
MRC相手は多分Bロマ着地が強いだろう。
墓地を増やさずにハンデスが出来る。
そのくらいしか知識が無い。
ドロマーコン
ネクラと基本的には変わらないが、ルナアレグルでアウト対策をしてくる場合がある。
またネクラとは違いストロングスパイラルなどのバウンス除去を主としているので環境にこのデッキが増えてきた場合は超次元にキルを入れてみるのも面白い。
グレイトフルデッドが有効なのは変わらず。
揺れずに粘り強く。
ライゾウ
コントロールの影響で数を減らしたが、それでも楽に勝てるデッキとして一定の使用率。
この対面で対策することと言えばライゾウが着地しないターンはデスマーチ等で殴り続け、着地するターンになったらアタックをやめてサファイアに備えるくらい。
その対策もアブドーラフレイムドラゴンが出て仕舞えばおしまいなので、相手が下振れる事を祈ろう。
神社に通うと勝てる対面。
おあじ
15弾に来れるか怪しいデッキ②ケンゲキオージャ
※戯言なので文句は俺いがいのどこかしらにつけてください
1.クローシスケンゲキ
これはYouTubeで見た赤黒ケンゲキオージャに色々噛み合ってるな…と思い青を投入した試作デッキ。
脅威の除去札12枚採用によって相手の超次元を封殺しつつ、こちらは悠々とケンゲキを着地させようという魂胆である。
よくよく考えるとこのデッキSトリガーが無い…?参考にした動画のリストにもゴーストタッチくらいしか入ってなかったしこれでいいという可能性は残されている。
盾には期待しないようにしよう。
・各カード解説
今までにないタイプのデッキであるため、採用理由を明確にしておこうと思う。
ケングレンオー赤
怒りの4投。あまりにも書いてあることが強い。こいつがコストを一切払わずにあのバカイカれデカブツになるというのだから溜まったものではない。
すぐに走らせるためにイダテンアクセラーを入れてみるのも面白いかもしれない。
熱湯グレンガル×2
自分のモンスターを全てSAにするという遊戯王であれば間違いなく注目されたであろうカード。
ケングレンオー両者がSAになるというだけで強力なカード。
出来れば2枚より多く採用したいが、いかんせんデッキ枠がカツカツなため2枚採用。多色なのも考慮点。
ケングレンオー青×4
手札に来てしまったケンゲキオージャを山札に戻すことのできる貴重な存在。
手札や盾ばかりにうまり肝心のタップスキル先がいないとどうしようもなく、こいつはそんな問題を解決してくれる良デザインカード。
赤が引けなかった場合の初動としても使える。
ヤミノカムスター×4
この超次元環境において、ガードホールをピンポイントでハンデスできるこのカードはかなり評価が上がったと思われる。
種族がモンスターなのでケンゲキ一段目の進化もできる。
黒を入れるなら間違いなく採用候補にあがる一枚だろう。
穿神兵ジェットドリル×4
このデッキは前述した通り防御面が如実に弱く、キリコやライゾウの早期着地を返す手段を持たない。
そのためマナブースト阻害が可能なこのカードを投入しているが、もしかすると普通にモンスターやディアボロスを除去することが可能なベンケイバーニングを入れてもいいかもしれない。
爆進エナジースパイラル×4
常に盤面にケンゲキオージャという進化クリーチャーがいる前提で組まれているデッキなので、進化がいると能力が強くなる爆進系の呪文が異常なほど強化されている。
こいつはリソースを確保しながらサイキック等を除去できる破格のスベック。
後述のガブラハンドより選んで除去できるこちらの方が対サイキックでは強力か。
イモータルブレード×2
相手にスレイヤーを付与してケンゲキで強制エクストラウィンさせるカード。
ケンゲキの攻撃時相手とバトルできるのでスレイヤーと噛み合っているのも利点。
2枚では少ないのでは?と思うかもしれないがアマテラスがいるので実質6投。
アマテラス、あまりにも強すぎる…
ザストロングブレス×4
サイキック環境になって一気に価値を上げた一枚。
これまた優秀な軽量除去で、相手のサイキックを手軽に除去可能。
いぶし銀の強さである。
爆進ガブラハンド×4
進化がいるなら本当に最強の能力。
1ハンデス1除去で相手の想定していたプランを大幅に崩壊させる。
どちらの効果も相手に選ばせるのがネックだが、逆にそうでもしないと強すぎたという事でもある。
アマテラス×4
これまで出てきた爆進シリーズやストロングブレス、イモータルブレードを軒並み8投にするイカれたカード。
ケンゲキを維持させながらアマテラスで妨害札を連打していくだけで相手は相当苦しいだろう。
必要な時に必要なカードを使える、正に唯一無二。
ケンゲキオージャ×4
説明不要のこのデッキのフィニッシャー。
ただこのクリーチャーを出せなければ勝てないようなデッキなのでガンヴィートのようなタップキルには注意したいところ。
2.ラッカケンゲキ
上のように妨害マシマシのデッキもいいが、単純にサプライズホールを軸にしたヤヌスから繋げていく順当なビート構築も存在するようだ。
サプライズホール、ジャック、コルテオ、アマテラス等々汎用ビート系カードを4枚ずつとケンゲキのパーツを入れていけば組み上がるだろう。
Bロマの炎に焼かれてしまったので自分は組めないが、面白そうなカードではあるので組んでみると良いかもしれない。
15弾に来れるか怪しいデッキ①デストラーデ搭載の色々なデッキ
(定型デッキレシピ無し)
というのもこのデッキ、そもそも全体除去が弱点であり、バルカディアスの数があまりに多いとその実力を発揮しにくいのである。
流石に全く見なくなる、という訳では無いだろうが、今よりも数が減ることは確実だろう。
・15弾での強化パーツ
クロスアイニー
トリガークリーチャーというだけで重宝されるこのデッキに期待の新汎用トリガーが参戦。
ただデストラーデのデッキに赤と緑両方入るデッキが少ないためそこが懸念点か。
エルドラード
新弾の地味に強そう枠SR。
前弾のデストラーデと同じような立ち位置にいるカード。
色も合い、デッキに多いトリガークリーチャーを踏み倒せるため間違いなく筆頭候補にあがる一枚。
気になるところがあるとすればコストの重さだろうか。
トワイライトΣを軸にしたデッキに使用する分には問題ないだろうが、籠城コンとなると話は変わってくる。
デストラーデはクリーチャーが並びやすく、コスト軽減を発動させることは難しいだろう。
わざわざ9マナ貯めてまでエルドラードを出すか?と言われれば、考えざるを得ないかもしれない。
サイバーJイレブン
トワイライトΣ軸のフィニッシャーになり得るかもしれないエクストラウィンクリーチャー。
腐っても二打点になるのは評価できるし、何よりコストが大きいのでデストラーデの効果を有効に活用しやすい。
上のエルドラードすら用意に踏み倒せ、連鎖先によっては非常に優位な展開を作り出せるだろう。
仮に対処されようとも相手には常にイレブンの恐怖が付きまとい、ろくにクリーチャーも出せないはずだ。
・結局のところ強いのか?
弱くはないが…といったところか。少なくとも前弾で見せた輝かしい成績は収められないだろうと思っている。
カードパワーがライゾウに追いつき、極端な受け構築にせずともガードホールなんかで守り切れるようになったのが大きい。
ただ防御力が最強クラスという点は変わらず、ドロマー超次元等に投入すると防御が非常に厚くなる事は言うまでもないだろう。
オールイエスガッツンダーに入れてみるのもメタビートっぽくて面白いかもしれない。
防御力が足りない色が合うデッキには度々出番が訪れると思うので、間違いなく持っておいて損はないカードだと思われる。
今後活躍するデッキに期待したい。
15弾に来そうなデッキ①ネクラ超次元
※バルカディアスは確実に2〜3枚で足りるが、分かりやすさ重視のため4×10で固定させてもらった
※憶測でしかないので文句はバディファイトにお願いします
恐らくこんな感じのリストが流行るのではないだろうか、というTwitterのレシピから得た知見をひけらかす。
SR16枚というとてつもない重さである。
実際自分が回したという訳ではないので超次元も無いし詳しいプレイングは分からないが、トップティアはほぼ確定だという。
かなり弄れる所があり、ドラヴィタホールをギャラクシーホールにしたりだとか色々好みに合わせて改造できそう。
ベガやトリプルマウスがいかにも入りそうなデッキなのに入っていないのは、既にそんなクリーチャーを出す時代は終わったという事なのだろうか…
・そもそもどこが強いのか
この混沌とした15弾環境でトップを取ろうというデッキなのだから全てが強いのだが、その中でも特に秀でた点。
まずは対応力の高さである。
速攻には不利が付くが、それ以外はほとんど互角に戦えるような防御力、バルカディアスによる逆転力、圧倒的フィニッシャーによる制圧力、どれをとっても超一流。
一時期は突破不可能のように思えたHDMをあっさりと殴り飛ばせるラストストームのパワーには畏怖するしかない。
・前環境の超次元コントロールとの決定的違い
ここが最大の魅力であり、ネクラやドロマーのコントロールが台頭する最大の要因。
元々前環境多かったドロマー超次元の勝ち方と言えば
①チャクラ、ランブルを覚醒させ、解除効果を活かして殴り切る
②ルナアレグルを覚醒させ、山札を回復しアウト狙い
のように完全にサイキックに依存していて、尚且つ普通に殴って勝つのだ。
従来のコントロールはHDMでロックが成立してから殴ったりだとか、バイオレンスフュージョンを待ったりだとか必ず勝ちになる状況になってから殴りに行くものが多かった。
超次元コントロールは決定的なフィニッシャーというものを欲しており、その要望に最大限応えるかのような強力フィニッシャーが今回登場した《バルカディアス》と《ラストストーム》なのである。
まずバルカディアスだが、まず呪文に頼らないフィニッシャーを獲得したという点が大きいように感じる。
従来の超次元ホールはクイーンアルカディアスや覚醒ドラヴィタ等に止められてしまうが、バルカディアスを出せれば盤面リセット。
逆にこちらが相手の呪文を封殺できる。
しかもここで覚醒前のギャラクシーがあれば、バルカディアスの効果で覚醒。
バルカディアス3枚、ギャラクシー2枚。これで既にシールドを5枚削る事になり、更にトリガー呪文が使用不可能という詰みっぷりである。
運良くコルテオ等がトリガーしない限り勝ちの目は薄いだろう。
続いてラストストームだが、これは言わずもがな出せたら勝ちレベルのサイキック。
元々下敷きになるディアボロスの時点でフィニッシャーとして十分なカードパワーを備えており、状況によってはこちらで盤面処理も行える。
肝心のラストストームはもはや説明不要な気もする。
逆にワールドブレイカーと同時に盤面に埋め尽くされるサイキックを止めきれという方が無理な話だろう。
覚醒後ギャラクシーが何故か9コストのせいでカウンターされる際の防御にも抜かりがない。
・ネクラとドロマーどっちが良いの?
ネクラは展開の速度、ドロマーはリソース確保やロングゲームに優れていると思われる。
これに関しては好みの面もあるが、本当に個人的な意見でいくと最初はネクラが強くてランク後半の月末になるにつれてドロマーが評価されるような気がしている。
やはりロングゲームと豊富な除去が魅力的で、コントロール環境になる事を考えると速度はそこまで必要ないのかな、とは思う。
が、逆にビート対面で圧倒的な強さを誇るのがネクラであり、これからどういうデッキが見つかるかによって大きく評価が分かれるだろう。
流石にレシピを確認しただけでその強そう感に圧倒させられる。
環境デッキという事もあり早く組んでみたいのは山々。
一体どんな環境になるのか、構築はどうなのか、ガードホールはいつ当たるのか、今後の展開に注目である。
アポカリプス・デイ1積み理論(妄言)
このゲームには数多くのS・トリガーが存在する。
相手クリーチャーを破壊、マナ送りなどで攻撃数を減らすもの。
タップで攻撃不可能にするものや、単純にブロッカーで攻撃を防ぐものも。
ならば最も強いS・トリガーは何か?と聞かれた時、あなたならどう答えるだろうか。
勿論、環境でよく使われるデッキによってその傾向は変わるが、そういう事では無い。
恐らく多くの人は《ホーリー・スパーク》や《オリジナル・サイン》、《ジャック・アルカディアス》等を挙げるのではないだろうか。
ここで肝心になってくるのは、相手クリーチャーを止められる数である。ジャックは破壊とブロッカーで2体、オリジナルサインは出てくるクリーチャーによるが、アマテラスやコルテオが出てきた場合は相当な数の相手を止められる。スパークに至っては、何か特別な効果がない限りそのターンの攻撃を全て無効にする。
しかし、よく考えてみて欲しい。
確かに上で挙げたものは非常に強力なカード達であり、使用頻度も相当なものだ。
だが結局はその場しのぎにしかなっていない。
例えばホーリースパークの場合なんかが顕著で、発動して相手を止めたはいいものの次の自分のターンでカウンターを決められないようでは何もできずに相手にターンを渡すしかない。
どうしたものだろうか。最強のS・トリガーのはずが、ただ1ターン遅延するだけの呪文に成り下がってしまったでは無いか!
そんな中、オール・ディビジョンのみ許された正真正銘一発逆転が可能なS・トリガー。
それこそが、このアポカリプス・デイなのである。
6体未満ではただの無意味なカードになってしまうという欠点はあれどそれを補って余りあるカードパワーを持ち、あらゆる除去札の頂点に君臨するこのカードこそ、“最強”に相応しい。
何よりこのカードが強い最もな理由は、相手に警戒されない事である。
ホーリースパークはあまりにも搭載される機会が多く、その分相手に(スパーク怖いな…)と警戒されがち。
しかしアポカリプス・デイはどうだろうか。
NDにいた数シーズン前ならともかく、今は既にAD落ち。投入しているデッキも少なくなってきており、もはや完全に相手の不意をつくことが出来る。
カードゲームにおいて相手の不意をつくというのはもう最高の愉悦であり、不意をつかれた相手がその後長考するのをニヤニヤしながら眺めるのがあまりにも気持ち良すぎるのだ…
更に言えば、アポカリプス・デイは運を見切ってくれる。
某クレイジーの取り巻きが提唱している「土台理論」という理論に基づくと、アポカリプス・デイはまさに最強なのだ。
デッキにアポカリプス・デイが入っている、という事は、つまり逆転の可能性がそのデッキに残されているという事。
『逆転の可能性がある』という前提、土台がそこで出来上がった時点で、もう実質勝ちと言っても過言ではない。
確率は収束し、無限回試合をすれば確実にどこかしらでアポカリプス・デイが盾に埋まっているのだ。
その土台があれば、これはもう全ての試合に勝った事になる、という訳である。
揺るぎがない土台理論によってもアポカリプス・デイの強さが証明された。
アポカリプス・デイは最強のトリガーであり、デュエプレを楽しいものにし、日々に彩りを与え、この世の全てを超越する。そんなカードである。
14弾振り返りあれこれ
今日で15弾がリリースされるので14弾にあった色々を書くかもしれない
たわごとなので文句はつけないでください
14弾重要カード
・各種超次元ホール
・ゲンジXX
・ジェニーダーツ
・シンカイヤヌス
・ジョンジョジョン
NDよく見たデッキティア
S ドロマー超次元 キリコ
A+ライゾウ
A ラッカ超次元 リース超次元 デストラーデコン Bロマノフ
まずドロマー(青黒白)超次元
強力なサイキックをフィニッシャーとしてコントロールし切る、紙にもあった伝統的コントロール
14弾でディアスZ、ドラヴィタ、ミル・アーマ等を手に入れてかなり強化されたデッキだと言える
当方プレイングは未熟だと自覚しているが、レジェンドの称号を付けているようなプレイヤーが使うこのデッキの当たると本当に勝てない
何から何まで全てを受けきられ、見事なコントロールをされてしまう
結構な数居て、色んな対面見れるというところでSに置かせてもらった
キリコ
ライゾウよりプレイングによる差が大きく、上級者が使えば使うほど味が出るデッキという印象
ライゾウより体感勝率が低かった気がするし、ライゾウヘイト真っ盛りな現状ではライゾウのワンショットすら受けきる防御性能のデッキが跋扈しているため対応力がライゾウより長けるキリコを上に
ライゾウ
言わずもがな
ただランクマッチを回しているとプラチナ5~4あたりに異常な数(5連続ライゾウみたいなこともあるレベル)のライゾウが居て、2あたりからドロマーなどのコントロールが増えだした印象なのでイマイチ勝てていないのかもしれない。ライゾウ使いも大変なのだろう
自分も運がよかったところもあるがライゾウに負けまくった!という印象は少ないように感じた
意外と良環境なのかもしれないな…という気がしてくる
ラッカ・リース超次元
この弾で新たに獲得したアンタッチャブルやシンカイヤヌス、ゲンジXXを起用した新時代のビートダウン
単純に戦う分には安定し、高い水準を保って回せる良デッキのような気もするが、今は時期が悪すぎたのである
ライゾウ対策に皆が並外れたような防御力を誇るデッキを使用し、ライゾウの火力ですら突破が骨が折れる防衛線を低コストサイキックで渡り切れるはずもないのだ
ただ環境の一線にこれより速度が速いデッキがたまにしか当たらない速攻しか存在しないので、特定のデッキ以外にはかなり優位に戦えると思われる
地味にジョンやトリガーの多さで何とかなる可能性があるのも評価点
デストラーデコン
デュエプレ史上最硬レベルの防御力を誇る前半期に異常に流行ったデッキ
トリガークリーチャーで永遠に盾を増やし、決着が10ターン越えになることも当たり前の超ディフェンス特化型
ただこのデストラーデコントロールはややビート寄りだったり色が違ったりイモータルブレードが入っていたりと構築に幅がありすぎてイマイチ固定リストのようなものがなく、そこもまた対策を容易でなくする要因かもしれない
ちなみに全体除去にめっぽう弱く、デスドラゲリオン等はかなり優位に働く
Bロマノフ
前環境覇者がギリギリのところで踏みとどまっている
全ての元凶ジョンジョジョンを打ち倒すべくヴァーズロマノフやデスサークルといった対策カードを取り入れて環境に順応している
この先更なる超次元枠のひっ迫が予想されるので、メタをBロマ1点に絞ったジョンジョジョンが搭載される事が少なくなればこのデッキは再び動き出すことになるのかもしれない
まとめ
散々叩かれたライゾウキリコは居たものの、それを補えるほどに多彩なデッキが使用されていてかなり面白い環境だったように思う(サファイアはWブレイカーにするくらいの調整をしてくれるとありがたいが)
15弾は明らかにイカれたカードが多数収録されているため平穏な環境はこのあたりで終わってしまうのかもしれない…