15弾に来そうなデッキ①ネクラ超次元

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※バルカディアスは確実に2〜3枚で足りるが、分かりやすさ重視のため4×10で固定させてもらった

※憶測でしかないので文句はバディファイトにお願いします

 

恐らくこんな感じのリストが流行るのではないだろうか、というTwitterのレシピから得た知見をひけらかす。

SR16枚というとてつもない重さである。

実際自分が回したという訳ではないので超次元も無いし詳しいプレイングは分からないが、トップティアはほぼ確定だという。

 

かなり弄れる所があり、ドラヴィタホールをギャラクシーホールにしたりだとか色々好みに合わせて改造できそう。

ベガやトリプルマウスがいかにも入りそうなデッキなのに入っていないのは、既にそんなクリーチャーを出す時代は終わったという事なのだろうか…

 

・そもそもどこが強いのか

この混沌とした15弾環境でトップを取ろうというデッキなのだから全てが強いのだが、その中でも特に秀でた点。

まずは対応力の高さである。

速攻には不利が付くが、それ以外はほとんど互角に戦えるような防御力、バルカディアスによる逆転力、圧倒的フィニッシャーによる制圧力、どれをとっても超一流。

一時期は突破不可能のように思えたHDMをあっさりと殴り飛ばせるラストストームのパワーには畏怖するしかない。

 

・前環境の超次元コントロールとの決定的違い

 

ここが最大の魅力であり、ネクラやドロマーのコントロールが台頭する最大の要因。

元々前環境多かったドロマー超次元の勝ち方と言えば

①チャクラ、ランブルを覚醒させ、解除効果を活かして殴り切る

②ルナアレグルを覚醒させ、山札を回復しアウト狙い

のように完全にサイキックに依存していて、尚且つ普通に殴って勝つのだ。

従来のコントロールはHDMでロックが成立してから殴ったりだとか、バイオレンスフュージョンを待ったりだとか必ず勝ちになる状況になってから殴りに行くものが多かった。

超次元コントロールは決定的なフィニッシャーというものを欲しており、その要望に最大限応えるかのような強力フィニッシャーが今回登場した《バルカディアス》と《ラストストーム》なのである。

 

まずバルカディアスだが、まず呪文に頼らないフィニッシャーを獲得したという点が大きいように感じる。

従来の超次元ホールはクイーンアルカディアスや覚醒ドラヴィタ等に止められてしまうが、バルカディアスを出せれば盤面リセット。

逆にこちらが相手の呪文を封殺できる。

しかもここで覚醒前のギャラクシーがあれば、バルカディアスの効果で覚醒。

バルカディアス3枚、ギャラクシー2枚。これで既にシールドを5枚削る事になり、更にトリガー呪文が使用不可能という詰みっぷりである。

運良くコルテオ等がトリガーしない限り勝ちの目は薄いだろう。

 

続いてラストストームだが、これは言わずもがな出せたら勝ちレベルのサイキック。

元々下敷きになるディアボロスの時点でフィニッシャーとして十分なカードパワーを備えており、状況によってはこちらで盤面処理も行える。

肝心のラストストームはもはや説明不要な気もする。

逆にワールドブレイカーと同時に盤面に埋め尽くされるサイキックを止めきれという方が無理な話だろう。

覚醒後ギャラクシーが何故か9コストのせいでカウンターされる際の防御にも抜かりがない。

 

・ネクラとドロマーどっちが良いの?

ネクラは展開の速度、ドロマーはリソース確保やロングゲームに優れていると思われる。

これに関しては好みの面もあるが、本当に個人的な意見でいくと最初はネクラが強くてランク後半の月末になるにつれてドロマーが評価されるような気がしている。

やはりロングゲームと豊富な除去が魅力的で、コントロール環境になる事を考えると速度はそこまで必要ないのかな、とは思う。

が、逆にビート対面で圧倒的な強さを誇るのがネクラであり、これからどういうデッキが見つかるかによって大きく評価が分かれるだろう。

 

流石にレシピを確認しただけでその強そう感に圧倒させられる。

環境デッキという事もあり早く組んでみたいのは山々。

一体どんな環境になるのか、構築はどうなのか、ガードホールはいつ当たるのか、今後の展開に注目である。